Live Reviews: Belligerent World Tour in JAPAN 1995
001:Shin Ohta 1998/03/21(土)0:00 [午前0:00]
演奏曲目が攻撃のあるものが多く、もうノリノリ状態。T.B.O.M.D.でのドラムリズムがなにかちぐはぐだったのが気がかりだった。名古屋でのPurple Hazeは最高。日本盤に入ってない曲はよくなかったというか、ライヴの流れを止めていた。とにかく楽しめた。Mr.Ian Mayo、あんたは色男過ぎる。
001:Keiji Nishihara 1997/07/16(水)0:00 [午前0:00]
あの日の印象は、どうも、お客さんのノリが悪いなあ、というものでした。じっく りと見る、といった感じで、スタンディング会場なのに、この雰囲気は...?っていうのがありました。暴れていたのは、私と友人くらいだったような。セット・リス トも3rdを軸にしていて、3rd肯定派の私としては、満足出来る方だったのですが、なぜ、"Old Flames"等の初期の珠玉の名曲をはずす?ということも思ったりして。今、改めて思い返せば、LIONからBMRへと移行していく流れの中で出来上がった「ファンの求めるもの」を提供すること(BMRというフィルターを通してLIONを見ようとする ファンの気持ちを満たすこと)だけでなく、さらに次の次元へと引っ張っていこうという意志の現れだったのかな、なんてことを思います。
001:匿名希望さん 1997/06/2(月)0:00 [午前0:00]
Opium〜ツアーの大阪は良かったですよ!川崎が大阪くらい良かったら(14日はそれなりに、声の調子が悪いわりにはよかったですが)雑誌のレビューとかも、もっと良かったでしょうに。残念。大分はもっと良かったそうですね。(でも客入りは50人くらいだったらしい)
001:Justin 1998/10/05(月)0:00 [午前0:00]
95年のツアーでは彼等のLiveを3回観ましたが、特に大分はメンバーとオーディエンスがとても一体感があって、内容もノリもかなり良かったと思います。
001:辰砂 1998/04/14(火)0:00 [午前0:00]
どうしてもマイクを通さない肉声が聴きたかったので、一番前ではりついてました。Kalは私の理想のヴォーカリストだし、地元で観られるなんて二度とない機会だったので、それはそれは期待してました(友人と二人でフラッグも作ったし)。翌日の福岡よりずっと調子よかったし、この年の最高の思い出になってます。ただ、曲の抑揚が少ないようには思いましたが。追記・Kalはマイクスタンドをへし折りました。
001:吉永 吉伸 1998/09/22(火)0:00 [午前0:00]
それはもうサイコーでした。なんせ初めて動く彼らを見たのだから。 しかも,並木ジャンクション(広島)ってものすごくちっこい会場で,観客も少々・・・まさに手の届く距離での彼らのパフォーマンス!(実際,カルと手をパッチーン!!とできた) 噂では,当日カルは風邪をひいてたらしいのですが,微塵も感じさせぬパワー! 私もあの声をもってたら,今ごろこんな所でサラリーマンしてない!ライブビデオ出してくれ〜
001:WOLF 1998/07/22(水)0:00 [午前0:00]
あれから3年もたったとは...はやいですね〜。金沢の時に僕は右前方(ダグの正面)で汗かいてました。ギタ−の弦が切れたときのダグの冷静さにさすがプロだと感動してました。なつかしいです。
001:BLIND MAN 1997/12/17(水)0:00 [午前0:00]
3年程前にBMRが金沢に来たときは興奮しました。なんせ、この田舎町に海外のHM/HR系ミュ−ジシャンが来るなんて初めての(最初で最後かな)ことでしたから。もちろん、僕は行ってきました。せまい会場でしたけど70人は来てたと思います(少ないかな)。演奏は完璧でしたし、パフォ−マンスもすばらしかったです。
001:HARUMI 1996/11/30(日)0:00 [午前0:00]
さて、なぜこのツアーで私が北陸の方まで観に行ったのかというと、それはもちろん「BMRのライヴをたくさん観たかった」からなのと、北陸の方のファンはどんな感じなのか興味があったからなんです。でもこれだけ観てもツアーの半分も観てないんですよね。
ツアーも半ばの金沢は、私にとっての初日。よせばいいのに前日友人と長電話をしてしまい、ちょっと寝不足気味。まあ、電車の中で寝ればいいかと思っていたけれど、金沢までの6時間、一緒に行った友人とず〜と話し込み、到着した時にはすっかり疲れていました。おかげで電車に大きなバックを忘れてきてしまった(え?それは関係無い?でも金沢終点でよかった)。
会場は金沢駅からバスで30分のところにありました。少し早めに会場に行きましたが、周りに時間を潰せそうなところが無く、やっと見つけた喫茶店で開場時間まで待つことに。
会場はとても小さく「本当にここでやるんだろうか?」と思う程でした(横に15人くらいしか並べなかった)。ステージも50センチ程の高さで、後に友人に聞いたところ「後方では、飛び跳ねたKalの頭しか見えなかった」そうです。この日はIan側のスピーカー前。友人から、「前々日の松山公演は、Kalの体調不良によりドクター・ストップがかかって中止になった」というのを聞いていたので、開演するまで期待と不安が入り混じった状態で待っていました。
そろそろ開演という頃、メンバーが客席(って席は無いけど)の横を通って舞台袖へと入っていきました。もしかして袖に控え室が無い?しばらくして場内が暗転し、C.C.R.の"Bad Moon Rising"が流れ始める。うぎゃ〜と緊張はピークに達し、ついにこの時が来た〜という感じでした。そしてステージ上にメンバーが登場し、C.C.R.の曲からBMRのステージへ。G、B、Ds...それぞれの音がKalの「Belligerent Stance!」の掛け声で、ひとつになり "Belligerent Stance"へと突入。かっこいい!最初からパワー全開ぶち切れ状態となっていました。スピーカーの前にいたからなのか、Kalの声が少しおかしかった気がしました。そして息つくひまもなく、"Monkey"へ。テンションはあがりっぱなし。ちょっと跳ねるリズムが、またそれに拍車をかける。うう〜これもいい!そして次にミドルテンポの曲、"Moonchild"が演奏されました。イントロが流れ、会場が一体となって「ヘ〜イ、イエ〜イエイ、オ〜オ〜」と歌い出した時は、もう何とも言えない感情が湧いてきました。ライヴで聴いたこの曲は、アルバム以上に良かったし、いろいろなことが感じられ、思わず目がうるうるしてしまいました。この頃になるとKalの声もだいぶ復調していた感じがしました。
再びハードな曲へ。LAのことを歌ったという "Godforsaken"。またこれもカッコいいんだよね。独特の緊張感があるし。そしてここでちょっと間をおいて、新曲の"Rivers Run Red"が演奏されました。ドラムのカウントでまずベースが鳴り、そしてギター、ドラムが入ってくる。今までのBMRにはなかったタイプの曲で、この日初めて聴く曲でしたが、ブルージーで覚えやすく、そく気に入りました。
次は"Holy War"。この曲の最中、まだ始まりの方だったと思いますが、Dougのギターの弦(6弦)が切れるというアクシデントがありました。がしかし、演奏はそのまま止めずに続き、ギターソロに入るところでギターを交換していました。たぶん後方にいた人達は、ソロに入るまでそんなアクシデントがあったなんて気付いてなかったんじゃないかな〜。Kalでさえ、Gソロの時に気付いたみたいだったし(^^; それくらい何事もなかったかのように弾いていました。そして少しペースダウンし、"Into The Pit"。アルバムで聴くよりも生のほうが曲の雰囲気がダイレクトに伝わり、より深みがあって良かったです。Jackieのバックヴォーカルがとてもいい。このツアー中、Kalの声が出ない時が多々ありましたが、Jackieのバックヴォーカルのおかげでかなり救われたところがあった気がします。しかし、ドラム叩きながらよくあれだけ歌えるよな...
ここでちょっとブレイク。メンバーがevianを手にすると、オーディエンスが「エビアーン!」と叫ぶ。そこで観客へそれを手渡すメンバー。すると、その人は無謀にもメンバーに向けてevianを撒いていました(^^; 恐ろしい光景だ..身の程知らずかもしれない(^^;;; しかしメンバー4人とも大変喜んでいました(^^;;; それはそれで、また恐ろしい?そして次は"Hands On Heaven"。これはいつでもどこでも大合唱です
\(^0^)/
ライヴも半ばになり、Doug一人がステージ上に残る。ギターソロ。相変わらず巧いよな〜と思ってしまう速弾きを見せつけ、オーディエンスも負けじと盛り上がる。そしてIanとJackieが登場し、ここで演奏されたのは、何とDougのソロアルバムからの曲"Dark Horse Runnin'"!ソロの曲を持ってくるとは何とも心憎い演出でした(^^) 更にもう一曲、今度はDougがマイクに向かい、聞こえてきた曲はJIMI HENDRIXのVoo Doo Chile。Dougのヴォーカルは味があってなかなかGOODでした(^^)
再びステージ上に4人が揃い、"Dangerous Game"へ。カッコいい!なぜBLOODがあれだけ批判されたのか、やはり納得がいかない。そしてその勢いのまま"Full Moon Fever"へと入っていきました。この曲が盛り上がらないハズがない。すっかり恒例となった(?)間奏での掛け合い。Ianのベース・ソロや、ちょっとしたセッション・プレイが凄くカッコいい。こういうことをサラっとやってしまうなんて...もっともっとライヴができる状況になればいいのにと思ってしまいました。
今度はJackieがステージ上に残り、ドラム・ソロ。「サン・オブ・ア・ビッチ」とさわやかに言って(^^; ドラムがうなる。オーディエンスの引っぱり方、サウンド、いいよ〜!ラテンっぽいリズムも気に入りました。
また4人に戻り、Kalの「Kanazawa〜、Do You Believe?」という声で"Believe"が演奏されました。これもBMRにはなくてはならない曲になったんじゃないかな。サビはオーディエンスに歌わせる。もちろんちゃんと覚えていきましたよ
(⌒∇⌒)V そして「Are you ready to rock?」というMCから引き出された曲は"Sunset After Midnight"!ライヴで聴くと、アルバムよりも数段カッコいい。もうみんな狂いまくり(^^; 最高の盛り上がりをみせたところで、一旦ステージは終了。だがもちろんこれでは終わらない。会場からは「B・M・R!」コールと、その前にはなんと「アンコール!」の声が...。いや〜洋楽のライヴでこのコールを聞いたのは初めてかも。
そしてステージに再びメンバーが戻り、Jackieがオーディエンスを煽る。「暑いね〜、雨期だからね〜」なんて話をしながら、曲の準備(^^) 「ビデオを作ったからリクエストしてくれ」と言って、アンコールの1曲目の"Free"が始まりました。いいね、この曲(^^) サビの部分ではちゃんとFreeのポーズをしていました...と知ったのは後からなんだけど...。そして"Free"の和やかな雰囲気からちょっと幻想的な音楽へと変わり、何が始まるんだ〜?と思っていると、今度は徐々に緊張感のある音へと変わっていきました。それに合わせてKalとIanが下を向いて構えている姿が、妙にハマっていてカッコ良かった。その緊張が最高潮に達したところでドラムのカウントが入り、"T.B.O.M.D."へ。この展開、最高にCOOLだし、訳がわからなくなるほどカッコいいし、もう狂いまくってしまいました。(^^; Kalは最後に思いッきりマイクスタンドを曲げていた(^^;;;
ここでアンコール終了。誰もいなくなったステージ上から、ギターの音だけが会場中に響わたっていました。もう最後の力も出しきったかも...なんて思いながらも2度目のアンコールを待つ。
しばらくして、ステージ上にメンバーが戻ってきました。Dougが「君達みんな狂ってるよ。君達があまりにも凄いから、また戻ってきちゃった」と言って、オーディエンスを沸かす(^^) 「最後はこの曲。君達を60年代に連れてくよ」と言って始まったのが、JIMI HENDRIXの "Purple Haze"でした。また最後がカヴァーなの?と思いつつも、カッコいいから許しちゃう(^^; グルーヴ感があって結構ハマってました。「Thank You, Good Night !」と言ってライヴは終了。そして客電がつき、DOORSの"The End"が会場内の余韻を包みこんでいった...。
会場が狭くオーディエンスも少なかった割には、凄く盛り上がったライヴでした。Kalの声はさすがにちょっとつらそうでしたが(サングラスもずっとかけてたし)、それを除けばとても良かったと思います。メンバーもオーディエンスも楽しんでましたし(^^)
ライヴ終了後、Kalだけが早々に会場から出てきて(頭からタオルをかぶっていた)タクシーで帰っていきました。ということは、かなり体調が悪かったのかな?そこまで悪いとは感じられなかった...。