Live Reviews: BLOOD Tour in JAPAN
001:Shin Ohta 1998/03/21(土)0:00 [午前0:00]
なんか覇気のないライヴだった。あのノリの良い浪華人衆でもノリが悪かった。やっぱりDangerous GameはMr. Ken Maryのドラムスで聴きたかった。
002:木下秀幸さん 1998/03/04(水)0:00 [午前0:00]
Dengerous Gameはかっこええわ!Dirkside Of BabylonとRemember Meも改めて良いなあと思いました。それにバンドとしての仕上がり自体、かなり好感触を持ちました。なんでこのバンドが批判されるかなぁ、と言う感じです。勿論、Vo.とGui.のテンションは凄いし・・・。
001:HARUMI 1996/11/30(日)0:00 [午前0:00]
待ちに待ったBMRのコンサート。なのに雨が降っている..。そんな中2泊3日分の大荷物をかかえ、一路川崎へと向かいました。
前回のLiveの時は、会場を見ただけで緊張しまっくていたのに、今回は全然実感がありませんでした。本当に今日観れるのだろうか、という感じで..(しかし友人の話によると、私は凄くHigh状態だったらしい)。会場に入ってもその状態はかわりませんでした。
AC/DC, GN'Rの曲が流れ、そして暗転。会場中が熱気と緊張でいっぱいになり、幻想的な音楽、ライティングとともにメンバーが登場しました。これがすごくかっこよかったです。その雰囲気の中、ギター、ベースが鳴り始め、ファンの緊張が頂点に達した時、ドラムのカウントで"Dangerous Game"に突入。やったーという感じでした。そしてその勢いのまま"Sunset After Midnight"へ。やっぱりこれはLiveには欠かせない曲ですね。イントロのドラムを聴いただけでうおぉーという感じになる。
Kalが「How are you doin', Tokyo?........Hands On」と言うと、待ってましたという感じで「Heaven! 」とファンが叫ぶ。"Hands On Heaven"。この時点ですでにファンのヴォルテージは最高潮へと達していて、"Hands On Heaven"は大合唱となりました。
続いてDougがクリアーなギターを奏、少し間をおいてIanのベースが重厚なリフを刻む。"Servants Of The Sun"の始まり。アルバムで聴くと重々しいという感じが強いこの曲でしたが、Liveでは重厚なうえに幻想的な雰囲気が加わり、独特な世界をつくりだしていました。Live後、今まで以上にこの曲が好きになりました。次の曲は、嵐の前の静けさを感じさせるギターが鳴り、Hardなリフへと移っていく、新曲の"God Forsaken"。 今までのBMRには無いタイプの曲でしたが、違和感は無くかっこよかったです(アルバムに収録されたものより少しテンポが速かった)。その曲が終わると間髪を入れずに、"Blood On The Streets"のリフが刻まれました。アルバムBLOODで核となているこの曲は、Liveではいっそうパワフルでかっこよさを増しているように感じられました。あのリフを聴いただけでゾクゾクしてしまった。
ここでちょっと一息いれて「カンパーイ」とKalが言い、照明がすこしおとされ、"Darkside Of Babylon"が演奏されました。Dougのギターが静かに鳴り、間をおいてKalが語りかけるように歌い始める。「Here I go, once again.....Tokyo?」に、ファンが「Here I go」と歌ってこたえる。そして曲はそれをうけるかのようにHardなパートへと移っていきました。この曲、本当にきれいでかっこいいです。すっかりBMRの世界へ引きずり込まれたファンを、さらにテンポのいいIanのベースがひっぱていく。そして演奏されたのは"Built For Speed"。これも大合唱となりました。
さてここで少し雰囲気が変わり、ステージ上にイスがセットされました。アコースティック・タイムです。まず初めに、"Remember Me"がPlayされました。この曲をLiveで聴けるとは思っていなかったので、とてもうれしかった。このバラードの雰囲気からアップテンポへと導いていく曲。次は"Devil's Son"。曲の間にさっとチューニングをかえてしまうのはさすがでしたね。そしてアコースティック3曲目は、QUEENの"Fat Bottomed Girls"。最初のKalとJackieのコーラスがすごくきれいでした。このアコースティック・タイムでわかったのですが、Jackieのコーラスがすごくいい。BMRの可能性がまた広がる予感...。そしてこの"Fat Bottomed Girls"の終わりにKalが「おしりぺんぺんしてもい〜い?」と叫んだらしい...私は気づかなかった。
その3曲でアコースティックは終了し、メンバーが元の位置に戻る。ここで演奏されたのは新曲の"Believe" という曲でした。この曲はHardで覚えやすく、そく気に入りました。Live後もサビが頭の中を駆け巡ってしまうほど印象に残った。この曲の時でした。自分がBMRのLiveを観ているという実感がわいてきたのは..。それまでは全然なく夢の中にいるような感じがしていました。たぶんスタンディングに慣れていなかったのと、結構近いところで観ていたので(以前はホールの2階席)、近すぎて現実とは思えなかったんだと思います。わがままですよね。しかし"Believe"の時、ふと歌っているKalの姿を見て、"あ〜私は今、BMRのLiveに来ているんだ"と感じ、急に涙が込み上げてきたのを覚えています。本物のバンドになったな〜と思っていました。
そんなことを考えているうちに、 "Believe"が終わり、そのままドラムが鳴って"Full Moon Fever"へと展開していきました。この曲が盛り上がらないはずはない。これも大合唱となったのは、いうまでもありません。途中のヴォーカルとオーディエンス、ヴォーカルとギターのかけあいもかっこよかったよ〜。
ここでDougのギター・ソロ。気持ちよさそうに弾くきまくった後(笑)、ドラムが加わり、ちょっとしたインストが演奏されました。この時DougがTalk Boxを使っていたのには驚きました。なんとなくイメージになかったので..。しかしDougって本当に巧いよな〜。
インストが終わり4人に戻ったところで、Kalが「Another new song for you.......The Boots Of Mass Destruction!」と叫び、それとともに激しい曲とライティングが始まりました 。このライティングがフラッシュみたいですごかった。これ以前に2曲ほど新曲を披露していましたが、それらとも全然違ったアグレッシヴな曲でした。ちなみにこの曲はその後"T.B.O.M.D."というタイトルでアルバム「OPIUM FOR THE MASSES」に収録されました。
次はがらりと雰囲気がかわり"Tears In The Dark"。すごくきれい!こういう曲は本当にさすがという感じです。もう〜たまらなくKalの声がいい。Dougのギターもきれい。気がつくと全身震えていました。アルバムよりもだんぜん生のほうがいいです。
バラードでしっとりとした後は、再びHardに"One Night In Tokyo"。これももちろん盛り上がる。そしてJackieのドラムソロ。これが巧い!すごくタイトで聴いていてとても心地いい音でした。オーディエンスの盛り上げ方もうまいかった。
ドラムソロが終わると、そのまま次の曲へと突入。初めて聴く曲だな〜と思いつつ、心の中はかっこいい!という言葉でいっぱいになっていました。いったい誰の曲のカバーなのだろう?と思っていたら、新曲の"Belligerent Stance"だったんですね。この時だけNew Songと言わなかったので気づきませんでした。この曲で締めくくりメンバーは一旦バック・ステージへ。だがここで終わるはずがない、終わらせるはずがない。暗転しても観客が騒ぐ。
しばらくしてメンバーがステージ上へ..。Dougがオーディエンスに向かって叫んでいたけど、やけにF**kin'が多かった気がする。Dougにこの単語が似合わないと思うのは私だけだろうか..。そしてここで聞こえてきたイントロは、あの"Power Love"!。まさかこれをやるとは思っていなかったので、うわぁ〜やったーという感じでした。たぶんそこにいたファンの多くがそう思っていたと思います。ゆえに盛り上がりが一層すごくなっていました。そして再び暗転。さっきよりも観客の声は大きくなる。
再びメンバー登場。そして"Cowboy's Song"をPlayし、"Don't Believe A Word"へ。こういう曲を歌っている時のKalは心底ファンになって楽しんでいるように見えました。また巧いんだよね。そしてまたメンバーはバック・ステージへと..。
3度目のアンコール!ここで演奏されたのはDEEP PURPLEの"Highway Star"でした。軽快なドラムが鳴り、自然と体が反応する。もう最後だというのに会場はPower全開となっていました。
大盛況でそのLiveは幕を閉じました。いや〜本当にいいLiveだった〜。フル・ハウスということもあって、盛り上がりも凄かったし、メンバーもすごく楽しそうでした。やはりリズム隊が固定されたということは、バンド全体にいい影響が出ているなと感じました。IanとJackieはほんといい!Liveでもそのことが感じ取れたし、新曲も彼等の影響が反映されていると思いました。
この日はDoug側で観ていましたが、ステージぎりぎりに立ってギターを弾いているDougが姿は驚きでした。前回は、はにかみながら弾いていたりしたのになあ〜。自信がついたのかな?という感じに見えました。
001:HARUMI 1996/11/30(日)0:00 [午前0:00]
この日のセットは30日とほとんど同じで、違ったのはアコースティックとアンコール。アコースティックは、"Old Flames"から始まりました。この曲って何回聴いてもうるうるしてしまうらしく、この時も思いっきり泣いてしまいました。アコースティックでもあの雰囲気はそのままで、ほんと、あ〜もーという感じでした。その次は30日と同じ"Devil's Son"。そしてこの日のカバーはBad Companyの"Movin' On"でした。いや〜巧い。さすがです。
ある曲のイントロでKal, Doug, Ianの3人が楽しそうにぐるぐる回っていたので、おっ、いったい誰の曲だ?と思っていたら、それはなんと"Full Moon Fever"でした。キーボードが入らないと結構明るい曲調になるみたいで..。歌詞を聞いてしばらくしてから気づいた。
それからこの日、Dougの右腕に"S"のマーク(?)が書いてありました。Live後あれは何の"S"だろう?"StacyのS?", "SwanのS?"としばらくの間、友人達と話題になりました。
★Sマークの謎★
Dougの右腕のSマークは、Dougのアダ名の 「Snake BoyのS」 だそうです。なぜSnake Boyなのかというと、ギターを弾く時の姿が...。
私が観ていた位置はIanとKalの間くらいで、30日にあまり聞こえなかったIanのベースの音がすごくよく聞こえました。いい音していたんだな〜。それとこの日のKalは調子が悪かったらしく、ず〜とサングラスをしていました。
1回目のアンコールは"Power Love"。この時に、友人と作った旗をステージ上に投げようと思ったのですが、JackieがKalに飛びついたり、その後すぐにKalが話しはじめたりと機会を失ってしまい、曲の終わりに投げることに。さあ曲が終わったという時に、ドキドキしながら投げると、それはKalの足元に落ちました。しかし間が悪かったのか誰もそれには気づかなかった。メンバーがステージを去った後に、スタッフの方がバック・ステージへと持っていったようなのですが、それはとうとうステージ上では広げてもらえませんでした。ステージ上で広げてもらうことを想像しながら友人と作っていたので、結構落ち込んだりして(^^;←わがまま
001:Annie 1998/01/22(土)0:00 [午前0:00]
初めて地方に行った。Dougが足をかけるアンプが倒れないように支えてたし、fanの熱気がすごくて汗だくに...。
001:小林純子 1997/02/25(火)0:00 [午前0:00]
仙台のライヴが良かった。初めてあんなに苦しい思いをしたし、すごく近いところでKal観れたしね〜!
001:HARUMI 1996/11/30(日)0:00 [午前0:00]
「関東以外でのLiveを観てみたい」と思い仙台へ。"仙台には行けないけど"と友人が三島駅のホームまで見送りに来てくれました。Thanx!
東京駅で友達と待ち合わせ、初めての東北新幹線で仙台へ。道中さすがにいろいろと思い出してしまった。
仙台の会場はCitta'に比べるととても狭く、本当にここでやるのだろうか?という感じでした。ちょっとだけ以前夢で見ていたものに似ていた。そしてこの日は運よく、2列目の真ん中で観ることができました。
セットリストは前日のCitta'とほとんど同じで、2回目のアンコールがすこし違うだけ。この日もKalの体調はあまりよくなかったらしく、サングラスをかけて登場しました。確かに声がつらそうでした。
"Servants Of The Sun"が終わり"God Forsaken"をPlayする前に、「春にDougとプロモーションで来た時、また必ず戻って来ると約束したけど、本当に今度は4人で戻ってきたよ」とKalが言い、観客はおおいに盛り上がりました。でも私は仙台じゃないんだよな...と思いつつも盛り上がる私 (⌒∇⌒ヾ)
アコースティック・タイムの曲を演奏する前に、Kalが「サングラスはずそう」と言ってはずしていました。隣にいた友人は「わざわざ言わなくても...」と突っ込みをいれていた..。
そのアコースティックは前日と同じ曲。さすがにもう"Old Flames"は泣きませんでしたが、やっぱりちょっとうるうるしていまいました。生はたまらないよ、うん。"Devil's Son"のイントロ時、KalがJackieの膝の上にのっていたタオルでJackieの額の汗を拭くと、Jackieが「どうもありがとう(日本語)」と言い、2拍間をおいてKalが「どういたしまして」と日本語で照れながら返していました。照れるなら言わなきゃいいのに...。そしてその直後Dougが珍しくギターをミスっていました。動揺したか?(何に?)
DougのGソロが終わり、"The Boots Of Mass Destruction"。この曲のギターソロ直前のKalがしゃべるように歌うパートの時(この表現でわかるかな〜)、こりゃーKalが目を開けていたら目線がばっちりあっているぞ〜と思うほど、顔が近くにありました。ライトが当たっていたので、顔が影になっていて実際に目を開けているかどうかわかりませんでしたが、もし目線があっていたらそらすとまずいよな〜と思い、おもわずじーと見てしまいました。嬉しいやら、怖いやら、怖いやら、怖いやら...(⌒∇⌒ヾ)
"Tears In The Dark"の歌に入る時の「間」が凄くよい。Ianもこころなしかうっとりしているように見えました。
この日のDougもマイクをとった時、やたらとF**kin'という言葉を連発していました(^^; それだけノっていたということなんでしょうか?
"One Night In Tokyo"では、Kalはしていた耳栓を外し、観客の方へと投げていました。あれを拾った人はその後それをどうしたんだろう?大事に持っているのだろうか?拾った人がいましたら、御一報ください!
そのKalがサングラスをしていた時、ずりおちたサングラスの上からオーディエンスの方を覗いて見ていましが、その光景はちょっとおもしろかったです。それをまた何回もやるし...。その度、友人と吹き出しそうになりました。
Jackieのドラム・ソロの時、Dougがステージ端のPA(?)のところにいて、何やらやっていました。どーもそっちが気になって見てしまう人が多かったような..。主役はJackieなんだけど...。
この日も旗を持っていった私は、アンコールのとき("Power Love"が始まる前)に、ステージの方に差し出しました。が、誰も気づかなかったのか無視されてしまい、"Power Love"が始まってしまいました。「え〜」とオロオロしている私を見て、隣にいた友人が「広げて振ってみな」と言ってくれ、私は旗を広げ始めました。するとKalがそれに気づいてくれたようだったので、「え〜い、今渡してしまえ!」と差し出すと、それを受け取ってくれました。良かった...と思うのはまだ早い。その時"Power Love"は始まったばかりで、初めのサビが終わったら放り投げてしまうのでは?また広げてもらえないかも...と少し不安でした。しかし歌いながらずっと持っていてくれ、ギターソロの時に広げてくれました。その旗は結構大きくて、横250センチぐらいあったのですが、Kalはみごとに1人で広げていました。やっぱり大きい...。そして一通り見ると、闘牛士のようにひらりとさせ、ドラムの前に置いてくれました。すごくうれしかったよ〜(⌒∇⌒゜)
そして、その興奮も冷めないうちに2度目のアンコール。"Cowboy's Song"から"Highway Star"へ。もうこれが私にとって、このツアー最後の曲。我を忘れてノリまくりました。そして曲が終わるころ、Kalがステージと客席を区切る鉄パイプの上へと片足をかけ、数人のオーディエンスの腕を支えにして、そのパイプの上に乗りました。その数人のうち、主に支えていたのは私です。友人もそう言っていたので間違いないと思う。みんな、い〜なーとお思いでしょう(え?思わない?)。しかし私はその時うれしい反面、結構怖かったんですよ。このままダイヴするのか〜?とか、私が腕曲げたら落ちてくるよな〜(結構重かったので)とか、いろいろ考えてしまいました。でもこれもいい思い出となりました。
コンサート終了後、サウナにでも入ってきたのではないかという程、汗でシャツがびしょびしょでした(本当に絞れるかと思った)。いや〜仙台はCitta'よりも観客が少ないとは思えないほど、すごい盛り上がりでした。途中、友達はあまりにも苦しいのでハジに逃げようと思ったらしいのですが、身動きができなかったと言っていました。それほどすごかった。ほんと、いいLiveだったな〜。
BLOOD Topur in JAPAN
001:HARUMI 1996/11/30(日)0:00 [午前0:00]
Kal, Doug, Ian, Jackieの4人でつくり上げるステージはかっこよかったです。本当に"バンド"になったなという感じがしました。"BLOOD"の曲もライヴでは、アルバム以上に、またそれとは違った魅力を感じました。"BLOOD"は本当に奥の深いアルバムです。新曲もよかった。今回は、ライヴの記憶をとどめておきたく、それからかなりの間、"BLOOD"を聴きまくっていました。
このツアーのパンフレットには、メンバー全員の直筆サインがしてありましたが、聞くところによると、公演前にせっせと書いていたそうです。持ってきたパンフレット全部にしたらしい。ファンおもいだよね。
...このツアー中にHM Sound Houseにゲストで来たり、ツアー後に楽器フェアでDougのギター・セミナーなどがありました。それについても、今後ページを作る予定です。